☆7月の童謡☆
- 2020/07/01
「野ばら」
作曲 ヴェルナー、シューベルト 他
作曲 ゲーテ 日本語詞 近藤 朔風
「野なかのばら」
童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇
清らかに咲ける その色愛(め)でつ
飽かずながむ 紅(くれない)におう
野なかの薔薇
手折(たお)りて往(ゆ)かん 野なかの薔薇
手折らば手折れ 思い出ぐさに
君を刺さん 紅(くれない)におう
野なかの薔薇
童は折りぬ 野なかの薔薇
折られてあわれ 清らの色香(いろか)
永久(とわ)にあせぬ 紅におう
野なかの薔薇
☆この詩は傑作として評価されており、以下をはじめとした
多くの作曲家によって、この詩に曲がつけられています。
シューベルト、ヴェルナー、の他にも、ベートーヴェン、
シューマン等が曲をつけています。
日本では、特に、シューベルトとヴェルナー、の作品に、
近藤朔風が訳詞したものが、音楽教科書を通して広く人々に知られています。